映像遅延測定ユニット <光パスコミュニケーションズ


本体
映像遅延測定ユニット DPN2011B
オプション
LEDランプ用延長ケーブル
LEDアレイユニット DPN2014A
GPSモジュール DPN2015A
タイミングキーパ DPN2016A



光パスコミュニケーションズ
映像遅延測定ユニット DPN2011B

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遅延測定ユニット
DPN2011B
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  • 遠隔で会議を行う場合、映像遅延はスムーズな会議進行の妨げになることが体感されます。また遠隔映像でロボットや重機を操作する場合、映像遅延は視覚と操作のずれを大きくし作業の危険を高めることになります。さらにヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)で映像を見る場合、映像遅延はいわゆる「VR酔い」の原因となります。本ユニットは伝送方式のいかんにかかわらず、映像撮像・伝送・表示システムで映像遅延時間を正確に測定するための機器です。

  • 本ユニットの持つ点滅するランプ(LED)を被測定システムのビデオカメラで撮像し、被測定システムのビデオモニタ上に表示されるLEDの明滅を、本ユニットのフォトダイオード(PD)で観測します。

  • LEDへの印加信号(トリガ信号)とPDの明滅信号の時間差を専用ソフトウェア「AccuLatency」がインストールされたPCから制御されるオシロスコープで測定し遅延時間の自動取得、データ記録が可能です。
■仕様
ハードウェア構成 本体、LED、PD、波形観測部(PicoScope 2206B)
遅延時間測定範囲 1ミリ秒〜4秒(分解能1ミリ秒)
測定システム遅延時間 0.1ミリ秒以下
LED(光源)点滅時間 250ミリ秒〜16秒
測定横軸時間範囲 200ミリ秒〜5秒
ソフトウェア Windows PC用 AccuLatency
電源 PCのUSBポートから供給
外観寸法(W×H×D) 135×35×100mm:本体(突起部含まず)
135×19×104mm:波形観測部(突起部含まず)
重量 230g:本体(ケーブル含まず)
160g:波形観測部(ケーブル含まず)

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LEDランプ用延長ケーブル お問い合わせ下さい 取寄せ
DPN2011B本体とLEDランプならびにPD用のケーブル長は標準2.5mですが、遠方にあるカメラ近傍でLEDランプの明滅を撮像したい場合には、オプションの延長ケーブルでカメラ本体にLEDランプを近接させることが可能です。延長ケーブルは最長200mまでご用意できます。希望の長さをお問い合わせ下さい。
※本体とPDケーブルの延長ケーブルはございません。

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LEDアレイユニット
DPN2014A
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被測定系のカメラでLEDランプの明滅を撮像する際、カメラ近傍に標準のLEDランプが設置できず、LEDランプ像が小さすぎて光量が足りない場合に使用します。DPN2014A本体にAC100Vで給電するとともに、オプションの延長ケーブルでDPN2011B本体と接続することによって、DPN2014Aの600球のLEDアレイユニットを本体に同期して高輝度で明滅させることが可能です。


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GPSモジュール
DPN2015A
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DPN2011B を使って離れた 2 地点間で被測定系の映像伝送遅延を測定する場合に使用します。GPS モジュールを2セット用意し、GPSの正確なパルス信号を使用してLEDランプを明滅させてカメラで撮像、もう一方は映像伝送系を介してモニタ上にLEDランプ像が明滅している地点に置かれたDPN2011B本体に装着します。GPSのパルス信号を DPN2011Bの駆動信号発生部の代わりにオシロスコープ・トリガ信号用に用いることによって離れた2地点間でLEDランプ明滅像の遅延、すなわち映像遅延測定が可能になります。

※仕様書はこちら(PDF)をご覧下さい。


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タイミングキーパ
DPN2016A
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DPN2011Bを使って離れた2地点間で被測定系の映像伝送遅延を測定する際に使用します。GPSの正確なパルス信号により一方のDPN2015AはLEDランプを点滅させてカメラで撮像、もう一方は映像伝送系を介してモニタ上でLEDランプ像が点滅している地点のDPN2011B本体に装着します。

OCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載するとともに、バッテリーによる給電で長時間にわたって正確なタイミングを保持できます。本機で遠隔地間の映像遅延測定を行う際、下図のように2通りの使用方法があります。

@DPN2015Aが測定場所でGPS衛星からのパルス信号を受信できない場合
DPN2015Aがパルス信号を受信できる場所で本機へタイミングを同期させ、測定場所へ持ち込んで使用します。

ADPN2015Aを使用せずに同期をとる場合
本機の1台目が生成したタイミングを2台目に同期させて正確なタイミングを保持したまま、それぞれ測定場所へ持ち込んで使用します。本機のタイミング出力はDPN2011BやDPN2015Aと同じでカメラ側のLEDランプ明滅やモニタ側のDPN2011Bのトリガに使用できます。また測定終了後に本機をパルス信号受信中のGPSモジュール(@の場合)または本機2台目(Aの場合)に再接続し、0.1ミリ秒の表示分解能でタイミング保持を確認できます。

※仕様書はこちら(PDF)をご覧下さい。


◎上記の当社販売価格には運賃が含まれておりませんので、御留意下さい。
◎在庫欄の○印は標準在庫品です。但し、お急ぎの場合は在庫状況を御確認下さい。

愛三電機株式会社  電話:03-3253-3611(代)  FAX:0120-21-3611
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